箸休(国保保険料2年目減は本当)

箸休(国保保険料2年目減は本当)

えふぴー爺さんです。ファイナンシャルプランナー2級の実技試験勉強の合間に、ちょっと嬉しい情報があったので、気分転換に紹介します。

サラリーマンの人はご存じない人もいるかもしれませんが、国民健康保険料の通知は7月に市町村から郵送されます。この保険料(保険税)は前年度の所得によって決定します。従って、定年退職後の年度はサラリーマン最終年度の所得に応じた保険料を納付するため、仮に無職で失業給付金(失業手当)だけの状況でも厳しい保険料額の納付が請求されます。えふぴー爺さんも、定食前に理解していましたので、1年間耐えれば定年後初年度の所得(働いてなければゼロ)に応じた保険税となるはず、と我慢しました。

これから定年退職を計画されている方も、個人毎にその時の状況や人生への考え方で、会社の継続雇用を選択される人、健康保険の任意継続を選択される人、国民健康保険を選択される人、のいずれかを選ぶことになります。えふぴー爺さんのように国民健康保険を選ぶ結果となった人は、きっと漠然とした不安をもっていることでしょう。

ここでえふぴー爺さんの例を紹介します。家庭では被保険者は自身のみです。

定年退職後は、失業給付金を途中で切り上げて、アルバイト程度の職に就きました。収入は月数万円程度で国民健康保険に加入します。1年目はサラリーマン最終年度の所得に応じた保険料を納税しなければなりません。ザックリと、給与収入額と年間保険料のイメージは以下のようです。

  • 年間給与収入  800万円   保険料 70万円
  • 年間給与収入  700万円   保険料 60万円
  • 年間給与収入  600万円   保険料 50万円
  • 年間給与収入  500万円   保険料 41万円
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あなたの保険料が、上記のどの辺りに該当するのかは、あなたの年間給与収入又は保険料で想定してください。

えふぴー爺さんはアルバイト収入で1年間経過した結果、所得控除後の総所得額が約15万円です。すると、国民健康保険料を算定するための所得割が0円となり、均等割が5万円弱になりました。そこに軽減額(7割減)が適用されて、決定保険料は年14,100円です。

本当に定年退職後2年目の国民健康保険料は1年目と比較して大きく減少しました。とてもホッとしています。

これで、アルバイト収入見合いの保険料となりました。不安を持っていられる方の参考になればと思います。