FP2級実技’18年5月試験問題に挑戦

FP2級実技’18年5月試験問題に挑戦

えふぴー爺さんです。FP2級実技試験「個人資産相談業務」2018年5月国家試験問題に挑戦しました。2年前の試験問題です。試験時間は90分。試験問題は全部で5問(問い数は49個)です。

第1問は年金制度です。ここに30分もかかり悩んでいました。

(第1問:問1)不正解だった部分は「国民年金保険料の免除期間があるときの老齢基礎年金額の計算」です。例題では ”4分の3納付の月数が40日”の場合は、8分の7を掛けた35日となるのが正しいのです。でも、8分の7が思い出せませんでした。

(第1問:問2)老齢厚生年金の年金額を計算する問題です。不正解だった部分は経過的加算額を求める計算式の中で、20歳未満の月数を計算する時に誕生日を考えず、うっかりと、20歳ー18歳=24ヵ月としてしまった。

(第1問:問3)小規模企業共済制度の内容です。毎月の掛け金が1万円から7万円までの範囲(500円単位)が正解ですが、上限の7万円を間違いました。また、国民年金基金と小規模企業共済制度の掛金は合算されないのが正解ですが、合算されると思ってしまいました。

第2問は投資信託の問題です。ここは15分掛かりました。

(第2問:問4)「価格優先の原則」と「時間優先の原則」に関する説明だったのですが、”指値取引”という単語に惑わされて、正誤問題に引っ掛かりました。

(第2問:問5)投資指標の計算問題です。PER、PBR、配当性向の計算問題で正解しました。

(第2問:問6)株式の手取金額の計算問題です。ここは正解です。

第3問は所得税の計算問題です。ここは15分掛かりました。

(第3問:問7)総所得金額から所得控除額を控除しきれなかった場合、控除しきれなかった所得控除額は退職所得の金額から控除できる。これを不正解と回答したが、正解でした。いままで考えたことが無かった内容です。

(第3問:問8)退職所得金額の計算問題です。退職所得控除額の計算をミスしました。何度も例題で学習しているのに、肝心なところで定数(20年まで40万円、21年以降は70万円)をミスしました。それと、退職所得は(退職金 ー 控除)を2分の1して退職所得とすることも忘れました。

(第3問:問9)給与所得、不動産所得、一時所得、退職所得、総所得の所得金額の計算問題です。一時所得である生命保険の解約返戻金には50万円特別控除を忘れました。また、総所得金額に退職所得を含めるミスをしました。退職所得は分離課税なので総所得には含めない

第4問は建築基準法の計算問題です。ここは10分掛かりました。

(第4問:問10)第一種住宅地域に絶対高さ制限が適用されるか否か。正解は適用されない。適用されるのは第一種低層住宅専用地域、第二種低層住宅専用地域、田園住居地域だけでした。

(第4問:問11)建蔽率と容積率の計算問題です。ここは正解しました。

(第4問:問12)認定長期優良住宅に該当しない住宅を新築した場合の税金に関する正誤問題です。認定長期優良・・と言われた時点で、その概要が思い出せず、全てわかりませんでしたので、解答しませんでした。もう一度、再勉強です。

第5問は相続、遺言、贈与税の非課税制度に関する計算問題です。ここは15分かかりました。

(第5問:問13)公正証書遺言の正誤問題です。ここは正解しました。

(第5問:問14)相続税に関する正誤問題です。相続開始前3年以内の贈与は、相続税の課税価格に加算されると思い込んでいましたが、「直系尊属から住宅取得資金の贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度」の適用を受けた贈与は加算されません。忘れてました。

(第5問:問15)相続税の計算問題です。ここは正解しました。

解答に要した時間は85分と全く余裕がありません。正解率は67%で、60%以上が合格範囲とするとギリ合格というところです。

反省点は、落ち着いていれば思い出せそうな控除額や定数など、何度も勉強しているところを間違っています。この取りこぼしをしないように KeyWord を関連付けして覚えることです。もうひとつは、全く解らなかった問題は、調べて、じっくりと頭に入れることかなぁ、と思います。

今回の結果は、自信を失うほどの悪い内容ではありませんが、受験に向けて不安を解消できるような出来栄えでもありません。常に満点を目標として、当初の計画に基づいて学習を続けるつもりです。

【重要事項】本文はブログ作成当時のファイナンシャルプランニング技能士国家試験に向けた学習記録を綴った内容です。従って、本文中に記載した法令等に基づく記述は現在の内容と異なる可能性があります。法令等に関する内容は、必ず最新情報をご確認ください。宜しくお願いします。