FP2級実技 金融資産運用(2回目)

FP2級実技 金融資産運用(2回目)

えふぴー爺さんです。実技試験(選択科目:個人資産相談業務)に向けて、「’20~’21FP2級精選問題解説集」(中古本を購入)を解きながら、不得意な箇所を洗い出して、学習することにしました。ひとつ古い年度の精選問題解説集を使用した時の学習結果は「FP2級実技 金融資産運用」です。

第ニ章「金融資産運用」です。解答を間違った問題毎に、段落分けして書き出します。要するに弱点ポイントです。えふぴー爺さんの弱点が、全受験生共通の弱点ではありませんが、覚え難い理由があるのかもしれません。

債権の利子金額を計算する時に小数点1位を四捨五入したことが原因で間違う。利子計算や税金の計算では小数点以下切り捨て、を忘れないようにする。

償還差益を求めなさい、という問いに関して、単語の意味を正確に理解できていないので調べました。意味は「債権の買い付け価格より、償還(期限がきて投資家に金を返すこと)金額の方が高かった場合の差額収益を指す」、という単純な内容でした。

投資信託のコストである運用管理費用(信託報酬)に関する問で、この費用を販売会社・受託会社・運用会社が受け取るものであるのは理解していても、それぞれの名称は異なる、と考えてNG判断したらOKだった。素直に考えるべきでした。(似た問題を以前も間違いました)

投資信託でのコストのひとつである信託財産留保額の徴収は、解約(換金)するときだけではなく、購入する時点で徴収される場合もあります

雑所得と言えば公的年金や個人年金です。もうひとつ、為替差益もあります。例えば、外貨定期預金の満期による為替差益は雑所得として総合課税の対象です。

外貨建てMMF(マネー・マネージメント・ファンド)は購入時手数料や信託財産留保金は徴収されません。間違いやすい理由は、MMFの存在です。しかし、2016年に日銀のマイナス金利政策の影響で終了しているので覚えなくても良いのですが、、。このMMFは信託財産留保額が必要でした。ちなみにMRFは途中解約も手数料はなしです。

株式指標のひとつ東証株価指数(TOPIX)に関する正誤問題で、「上場株式全銘柄・・」では間違いで、「第一部上場株式の全銘柄・・」が正しいです。細かいところですが正確に!

投資信託のMRF(マネー・リザーブ・ファンド)の分配方式は実績分配です。過去の分配実績を基にして利回り換算して公表しています。あくまでも過去の実績を目安として示しているので、将来を保証するものではありません。

以上で第二章金融資産運用を終わります。

【重要事項】本文はブログ作成当時のファイナンシャルプランニング技能士国家試験に向けた学習記録を綴った内容です。従って、本文中に記載した法令等に基づく記述は現在の内容と異なる可能性があります。法令等に関する内容は、必ず最新情報をご確認ください。宜しくお願いします。