外貨預金はTTSとTTB

外貨預金はTTSとTTB

えふぴー爺さんです。金融資産運用の学習は外貨預金や外貨建て商品に入ります。”きんざい”発行のFP2級精選問題解説集ではC-4:「外貨預金の利回り」の例題です。

この例題の中で「外貨預金の為替差益は一時所得に該当するのか、雑所得に該当するのか」の問いがあります。雑所得でメジャーなのは公的・個人年金と覚えていたので一時所得と回答したら間違えました。そこで、雑所得には具体的に何が該当するのか調べてみました。国税庁のHPでは、

  1. 他の9種類の所得のいずれにも該当しない
  2. 公的年金、等
  3. 非営利用貸金の利子
  4. 著述家や作家以外の人が受け取る原稿料や印税、講演料や放送謝金など

です。3項と4項は分かり難いのでネットで更に調べました。3項は営利目的ではなくて個人的な貸金についての利子です。4項は他に本業収入がある人の原稿料や講演料を指しています。これら以外にもサラリーマンが副業でネットショップを運営している場合等、他に本業の収入がある場合には、ネットショップで得た収入については雑所得になります。

以上のように、外貨預金の為替差益が雑所得に該当するのはレアケースのようです。覚えましょう。

次はC-5:「外貨建て商品とNISA」の例題です。この例題の中のひとつは「外貨建てMMF(マネー・マーケット・ファンド)の分配金は配当所得なのか利子所得なのか」の問いがあり、どちらになるかは対象商品が債権ならば利子所得で、株式が含まれていれば配当所得と覚えました。MMFは外国公社債投資信託なので利子所得です。こうして覚えると一石二鳥です。

なお、外貨の問題ならば為替レートの問いが付きものです。そして、必ず例題に含まれているのがTTS・TTM・TTBのいずれかの円貨を選ぶ、という問いです。えふぴー爺さんは暗記がとても苦手なので、次の様に覚えました。「私が円貨を外貨に換えるとき、取引銀行は私から円貨を買って、私へ外貨(ドル)を売る(ell)。為替レートは銀行の業務なので、取引銀行の目線で”外貨を売る”行為なのでTTだ。」外貨から円貨は、その逆です。いかがでしょうか。あくまでも屁理屈で覚えるための文章ですが、参考にしてください。

C-4とC-5では、二つもケアレスミスをしました。例文や問題文を良く読まずに計算式にいれる年数を間違えてしまったのです。計算方法は正しくても、答えは不正解なので悲しいです。急がずに、確認することを肝に銘じたいです。

余談ですが、庭畑のミニトマトの収穫を増やしたくて、成長段階で取り除く脇芽を水に差しました。8日経って約5ミリから1センチ程度の根が沢山でてきてます。

もう少し根が大きくなったら、土に植えようと思います。苗を買わずに収穫をふやせるぞ。なお、趣味の家庭菜園です。商売ではありません。

【重要事項】本文はブログ作成当時のファイナンシャルプランニング技能士国家試験に向けた学習記録を綴った内容です。従って、本文中に記載した法令等に基づく記述は現在の内容と異なる可能性があります。法令等に関する内容は、必ず最新情報をご確認ください。宜しくお願いします。