FP2級実技’18年9月試験問題に挑戦

FP2級実技’18年9月試験問題に挑戦

えふぴー爺さんです。FP2級実技試験「個人資産相談業務」2018年9月国家試験問題に挑戦しました。2年前の試験問題です。試験時間は90分。試験問題は全部で5問(問い数は47個)です。

第1問は年金制度です。ここは20分かかりました。基本的に年金額の計算問題です。加給年金の条件については、勉強不足、認識不足を痛感しました。基本的な事だろう、と笑われそうですが、加給年金は65歳到達後又は定額部分の支給開始後という条件が大前提です。ここを忘れて、被保険者期間20年以上、配偶者は65歳未満、子は18歳になった年度末まで、、という事ばかり気にしてました。年金以外に社会保険に関わる正誤問題です。高齢者雇用継続基本給付金について、60歳以後の賃金が75%相当額を下回ったら支給されることは良いのですが、支給対象月に支払われた賃金額の15%に相当する額の高年齢雇用継続給付金が支給されるのは、60歳以後の賃金が61%相当額を下回った場合、というより詳細な知識が問われます。

第2問は金融資産で財務データから投資尺度を計算する問題です。約20分かかりました。問題文に「決算2期分の自己資本の平均を用いる」と記載されていながら、そうしなかったというポカミスは残念でした。こういう引っかけ問題にしっかりと対処しないと大泣きする結果になりそうです。次に、いままで学習した記憶の無い問がありました。配当や株主優待を受け取るためには権利付き最終日までに株式を購入しなければなりません。では、権利付き最終日はいつなのか?正解は権利確定日の2営業日前です。(答えは4営業日前ですが、2019年7月から2営業日前です。参考書には3営業日前とありますが、諸々の情報では2営業日前です。営業日とはその言葉どおり「営業している日」です。ですから営業日を数える時、休業日は計算に入れません(含みません)。また当日は含めません。) 次は「つみたてNISA」に関する問です。これは全滅でした。一般NISAだけでいいだろう、と勝手に思っていたら、つみたてNISAに関する記憶がありません。覚えないとですね。

第3問は医療費控除です。ここは20分かかりました。

セルフメディケーション税制に関する問は全滅でした。やり直しです。それと、税率を求める計算問題に対して課税所得まで計算して終わりにしていた解答がありました。我ながら悲しいです。良く問題文を読んで、要点をメモで書き出しから解くようにしよう。

第4問は建築基準法です。前回2018年5月の試験問題にもあった建築物の高さ制限と同じ問にミスしました。頭では解っているのに解答は間違っている。集中力が落ちていたのかもしれません。また、斜線制限の適用についての問いをミスしました。細かな知識を問われるとあやふやになってしまいます。

第5問は相続です。相続税の実技計算で、相続人の課税価格からの非課税金額の適用があります。死亡保険金については保険金の控除額を思い出したのですが、死亡退職金についてダメでした。覚えることは死亡保険金及び死亡退職金共に「500万円×法定相続人数」の非課税金額があります。

以上のような結果から正解率は59.6%でした。完璧に不合格になる範囲です。不正解だったところを集中的にやり直します。今度は正解できるようにしておく必要があります。

【重要事項】本文はブログ作成当時のファイナンシャルプランニング技能士国家試験に向けた学習記録を綴った内容です。従って、本文中に記載した法令等に基づく記述は現在の内容と異なる可能性があります。法令等に関する内容は、必ず最新情報をご確認ください。宜しくお願いします。